第121回春公演
私の君が消えちゃう前に
あらすじ
誕生日を迎えるのが嫌になったのは、大人になりたくないと思うようになったのはいつからだっただろう。
主人公のさち子は、夢見がちな中学生の女の子。ボロボロの廃墟で一人ぬいぐるみとお話しながら、同級生や家族の声を無視して、自分の世界にこもる毎日。彼女の幼なじみで親友の千絵は、そんなさち子に内心イラついているが、自分の本当の気持ちがわからず、誰に対しても本心をはぐらかしてしまう。しかし当然そんな日々は長く続くはずもなく、振り向けばすぐそこに現実は近づいていて…。
この物語を、子どもでいられなくなった全ての人たちに送ります
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